日々のあわ

 

 

窓を開けると ざらざらとした匂いがする

いつもより薄い暗闇  乾いた空気

君が帰った部屋には いらない音が

いつもより聴こえてきて 少し嫌になる

あの日君に吐いた言葉が 今も自分に刺さっている

君はもっと痛かったんだろうな  あの日の僕にはそれがわからなくて

君の涙が枯れる前に 僕は戻ろう

ああ そして二人で月夜に照らされて歩くんだ

芝生の上を

眠れない夜には あの頃読んでいた

君が好きだった本なんか ひっぱりだしている

「日々のあわ」のように僕にも花が咲けばいいな

君が誰かと暮らしてても  嫉妬しないから

あの日君が吐いた言葉が 今も胸に刺さっている

君もきっと痛かったんだろうな  あの日の僕にはわからなくて

劣等感丸出しの僕と  自信に満ちあふれた君と

そう思う卑屈な僕のこと  君はまだ覚えてくれてるかのな

君の涙が枯れる前に 僕は戻ろう

ああ そして二人で枯葉散る公園歩くんだ 

君の涙が枯れる前に 僕は戻ろう

ああ そして二人で月夜に照らされて歩くんだ 芝生の上を

 

・日々のあわ

作詞 みやっち

作曲 みやっち

作詞作曲共にみやっちがつくった歌。

不協和音みやっちの世界へようこそ。

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